こちらのつくばサイエンスニュースに、HAL®の発明者である CYBERDYNE株式会社 代表取締役社長/CEO 山海 嘉之さんの記事が紹介されておりました。昨年開催されていた大阪万博のパビリオンに出展されていたときのものですが、素晴らしい内容ですのでお読みになってください。HAL®が誕生するストーリーも垣間見れます。
簡単に内容を紹介させていただきますと……
山海さんは1958年生まれ。9歳ごろ、風邪で学校を休んでいたとき母親が買ってきてくれた中の一冊に、アイザック・アシモフのSF短編集『われはロボット』があり、これを読んだことが科学の領域に足を踏み出すきっかけとなった。
1970年、11歳のとき大阪万博が開幕し、アメリカ館の月の石を長い行列の末に見たことは鮮明に覚えているという。同時期、小学校の文集に載せた「ゆめ」という文章では、「大きくなったらさまざまなテクノロジーを創り出す科学者になり、AIを搭載したロボットで人々の仕事や暮らしを助けたい。」との思いを綴り、その具現化のための行動も始めていた。
つくば科学万博が開催された1985年、山海さんは筑波大学大学院でロボットや医療工学の研究を進めていた。万博会場へも研究室の仲間と毎週のように通い、最先端のロボットなどに目を奪われ、そこで得た驚きやワクワク感が新しい領域を開拓するための原動力にもなった。
2005年の愛知万博では、形になり始めたばかりのHALのプロトタイプを発表。これは従来のロボットの概念を大きく変えた。
「私の場合、新領域開拓への情熱の源泉となったのは、何よりも人や社会に喜んでもらいたいという思い。取り組みを進める過程では、探究と発見が常に繰り返され、そこから生まれるワクワク感が、やりがいや生きがいにつながっている。」

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